胡蝶蘭の大きな葉は花の寿命を長く

出荷前の胡蝶蘭

部屋の中の光を食べて花を維持

花を維持するのにエネルギーを消費します。 光を十分に浴びた胡蝶蘭は貯金(養分の蓄え)があります。 部屋は暗いので葉の面積が影響し、光合成が少なく貯金が減り続きます。

余力が無くなれば花を散らして、個体の生命を維持しようとします。 葉の大きく育った元気な個体は多少暗くても葉の面積が多いので光合成が多く、生活可能になります。

胡蝶蘭の花の向き

開花した花は日の光に向かって咲きます。 部屋の中方向に向けては、逆になり花の並びが乱れることがあります。 面倒でも日中は、外に花を向けてください。(現実には無理かな!)

葉の大きさは財産

栽培時の光線の強さにより葉の大きさは変化します。 光を十分浴びた株は、必要以上葉を大きくする必要がないので、引き締まり、コンパクトになり、花の数も多くなり美しい株になります。

不足気味の環境で育てた株は、より多くの光を集めようと葉が大きく展開し、軟弱な葉は重みに耐えきれず垂れてきます。 市場では当然の事ですが前者の評価が高く、この2鉢を温室でなく普通の部屋に置いたらどちらが花持ちが良いのでしょうか? 葉の大きい個体は多少暗くても葉の面積が多いので光合成が多く、花持ちが良くなります。

スナックのお店などの極端に暗い部屋は光合成が出来ず、貯金(養分の蓄え)のみで生活することになります。 どちらも2,3週間で花の寿命が来ます。

胡蝶蘭は環境の良い温室で鑑賞する以外は、葉が大きいものが花持ちが良い。 もちろん比較対象は同一品種、花の数、根の状態も同じ、ということが条件です。 葉が大きくても垂れていては、だらしないですね。 品種により、光に関係なく垂れる物も多くあります(特にピンク、赤系)

十分時間をかけて株を大きく、葉自体を強く作る以外方法はないのです。

照度の測定

胡蝶蘭の好む照度は10000~30000LX(ルクス)です。 明るい部屋は3000LX位です。

当店では入射光照度計で測定しますが、カメラの反射光露出計でも大体測れます。 iso100においてのEV=LXは次のとうりです。
EV9=1740、EV10=3500、EV11=7000、EV12=14000、EV13=28000、EV14=56000、EV15=110000LX 計算式はLX=3.4*2のEV乗ですが、面倒なので上記に計算いたしまた。

胡蝶蘭の購入

通販で買う場合は不明ですが、店頭でお花の比較が出来るときは葉の枚数が多い物、葉の面積の多い物を選ぶようにしましょう。 暗い環境のお店にプレゼントするときは、前記の「貯金」の多い、入荷直後の物を選びましょう。

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