2025年 4月 1日

4月は植替えの季節です。
多くの洋ランは植替えの適期になりました。 ただ胡蝶蘭は多くの根を切るような植替えの方法はお勧めできません。 根の再生能力が弱く、衰弱してしまいます。

寄せ植えされている物は解体して単鉢にします。 そのまま2㎝程、隙間のできる大きな鉢にいれます。 (12㎝のポットなら内径16㎝の鉢に入れる) スチロール片で鉢を安定させて終わり。 不安な方は大粒のバーク粒を入れてください。

新しい根が隙間に入り元気に育ちます。 そのまま咲かせ、来年剥がして鉢に植えなおしても良いですが 出来ればまた20㎝位の鉢に入れて育てれば大株に育ちます。 尚根腐れの状態であれば必ず、この方法で延命してください。 根を解体してはだめです。 自然の摂理に基づいた最良の方法です。

数年栽培すると幹が立ち上がり、葉のない部分が多くなってきます。 そこで根をなるべく多く付けて、切断します。 18㎝位のプラ鉢を使い、大粒の洋ランバークで植えます。 ポットの色は透明が理想ですが、白でも使えます。 栽培上の理想は不織布の容器が理想ですが、根がへばりついて次回の植え替えで苦労します。