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2022年 10月 1日

10月に入るとようやく秋らしくなり、朝夕の気温低下が始まりました。

野菜も日照不足で生育が悪いようです。
同じ現象が胡蝶蘭にも表れています。

花芽の生育が悪く花数が付かない。

花の数は日照時間に大きく影響されます。
3~6月は長日、少々曇天が続いても花の数が多く付きます。
10~12月は短日、さらに曇天続きでは、
胡蝶蘭開花の必要なエネルギーを作る事ができない、
結果花芽が伸びずに止まってしまいます。

秋の胡蝶蘭は同じ価格でも花数は春に比較すると少なくなります。
ランクを落としている訳でもなく、自然現象で花数が多い株が無いのです。
これは当店以外でも同じことが言えます。

自然では秋の訪れと同じに胡蝶蘭は花芽を宿します。

昨今のような気象状況では花芽は一斉につかずバラバラになります。
気温が通常に、低下したときは、品種間の差はありますが、
同一品種内のバラツキはほとんど生じません。
気温が中途半端の時は同一品種内でも早い、遅いが生じます。
趣味での栽培は問題ないのですが、営利栽培の場合は困ります。
出荷の予定が狂います。
10月始めの花芽は、2月中頃に開花出荷します。

2022年 11月 1日

胡蝶蘭温室内、自然発芽の花芽が出始めました。
秋の気温を測るように、正確に出てきます。

夏は昼夜気温が高いため花芽が付きません、
秋になり、夜温が20℃近くに下がると花芽を宿します。
そのまま放置すると温度にもよりますが
1月末から2月中頃に満開となります。
3月以後に咲かせたい場合は逆算し、
大りんは約5ヶ月、ミデイは4ヶ月前に花芽を切り取ります。

今年はエネルギー価格が高騰しています。
少しでも節約するために、少々温度が高くても早い目に
サイドの換気を閉め、内張りカーテンも閉じます。
冷えて、暖房機が作動してから閉めるのでは
1割位の燃料費の差が出ます。

秋は日照時間が短くなり、花数が少なくなります。
同じ価格でも少し短くなります。
これは当店以外出も同じことが言えます。
春に13りん以上付く胡蝶蘭が秋は10りんになるのです。
季節柄、ご了承下さるようお願いいたします。

2022年 12月 1日

胡蝶蘭もだいぶ潤沢に咲いてきました.
売れ行きは順調ですが、先行きは今一つ冴えないような気がします。

値上げのラッシュです。
当店は苦しいですが、今のところ頑張っています。
秋の叙勲需要一段落してホットしています。
長いLLサイズのやり繰りが大変で苦労しています。
カートでは欠品の状態が続いていましたが、復帰しました。
ただ春の胡蝶蘭より短めです。

晩秋から初冬にかけては日照時間が最も短くなります。
前回にも書きましたが花の数は日照時間に大きく左右されます。
花の軸(ステム)に枝が出るのはご存知と思います。
この枝の数が少なくなります。
大輪の胡蝶蘭はこの枝を取り去ります。
冬の作業時間は短時間です。

花の寿命は気温が下がるとグッと長くなります。
11月の前半のご購入は気温が少しづつ低下して
胡蝶蘭が低温に慣れて、お正月まで楽々と咲き続けます。
逆に12月購入のお客様は、寒い玄関などに置いておくと
1~2週間で低温障害で枯れてしまうこともあります
温度の急変に注意してください。

新しい家は断熱性能が良く、12℃以下に下がらないようです。
そのような良い環境であれば問題ありません。
長く咲いて楽しめます。
保温状態の悪い住宅で、ガス、灯油のストーブを長時間使用すると
CO2濃度が高くなり、換気を多くしないと、胡蝶蘭の花の老化を
早めるので注意します。
エアコンの直接の風も乾きすぎるので当てないでください。
人間が快適で健康を維持できることは胡蝶蘭も同じです、
加湿器を適切に使用しましょう。

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