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2020年 10月 1日

8月26日から急に秋らしくなってきました。
最低温度は18℃、急いで準備して27日から栽培室の暖房を開始しました。
開花室は最低温度温度が18℃以下にならないように暖房機を設定
まだ運転していないようです。

屋外栽培の胡蝶蘭は全て取り込みました。
花芽が顔を出した状態が多いようです。
この胡蝶蘭は2月末の開花予定です。
1月中頃の出荷分が少ないようだ、あまり売れない時期なので
良いのかも知れない。

花屋さんからLL~LLLサイズの問い合わせがとても多く、
困惑しています。
花市場で入手出来なく困っているのでしょう。
当店だけの問題でなく、異常気象は多くの生産者に影響したようです。

屋外栽培した胡蝶蘭は良く成長しています。
しかし肥料が雨で流出、肥料不足の可能性があります。
当初屋外でマグアンプ2グラム程度、施肥しています。
見た目には残っていますが、効果は期待できず、2グラムほど追加しました。
2グラムは目分量、軽く握って4鉢に適当に置きます。
マグアンプはショット君等の定量器は詰まるので使用できない。
マグアンプは多少多くても無駄になるだけで実害は無いようだ。

10月は寒くなる前にハウスの外装フィルムを張り替えなくてはなりません。
ガラス温室は長雨の影響で茶色のカビが広がり、除去する必要があります。
方法は薬品か高圧洗浄機か検討中です。
薬品は中の胡蝶蘭への影響、高圧洗浄機は垂木の根元、遮光ネットの下等
完全に取り切れないので再発が早く3年位で再洗浄する必要があります。
薬品はよく判らない。

天候不順で花茎が成長せず、LLサイズ以上の長い花がありません。
全国的な傾向です。
毎年10月は花数が少なくなりますが、今年は顕著に現れました。
11月中頃には解消されます。

影響は胡蝶蘭に限らず、シンビジュームの遅れ、パンジーなども
花が付かないそうです。
11月に入ると多くの花が集中して市場が混乱しそうです。
計画出荷が出来ずに困っている農家が多いそうです。

自然咲の胡蝶蘭も花芽が目視できるようになりました。
肥料が少ない株は花芽が早く着きます。
逆に良く肥えた株は花芽を付けていません。
品種よってもバラバラです。

胡蝶蘭はカトレヤのように電照による開花調節が出来ません。
25℃以上の最低温度を確保して何とか花芽を抑制します。
このコストの負担が重く、
東南アジアの熱帯地方で栽培されたものを輸入開花させる
ようになりました。
一部の農家は花芽が10cm伸びたものを輸入し、
3ヶ月で出荷しています。

当店開発のアマビリスは日長にも影響ありそうな気がします。
LED照明で試行錯誤で実験しています。
基準が定まらず、天候不順の影響で訳が分からない。
困ったものです。

2020年 11月 1日

ようやく開花も例年並みに回復してきました。
日照時間が短く、異常気象の影響もあり花数は春に比べると
少し少なくなります。

コロナ渦の影響で胡蝶蘭の生産数が少なく、業界では極端な
胡蝶蘭不足になっています。
手ごろな価格帯の物が不足しているようです。
12月に入れば、ある程度回復しそうです。

10月17日に20鉢程、白の胡蝶蘭にバクテリアによる病気を見つける。
症状は夏に屋外で雨にさらされ発生する症状と同じ。
暖房中に発生は未経験でした。
9月末から11月初めにかけての長雨が影響したようです。
病気の株を廃棄した後は発生がありません。
油断は出来ません。

外気が下がり、暖房が必須となると自然と空気が乾燥して
バクテリア系の病気は少なくなります。
ただコロナの影が大きくなって来そうです。

市場では品不足のため、5分咲で出荷される胡蝶蘭が多いようです。
当店では8~9部咲の物を出荷しています。

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