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2020年 7月 1日

6月で 5パーセントのキャッシュレス・消費者還元事業が 終了いたしました。

コロナの影響で胡蝶蘭業界は花芽を除去するなど、生産を
抑制してきました。
規制解除で、一旦見合せしていたイベントが6月末に集中して
実施されました。
当店も在庫少ない中、多くの注文で四苦八苦の状態でした。
7月も引き続き注文が続けばよいのですが...。

7月初旬頃屋外にて栽培すると花芽が出、11月中頃から咲き始めます。
ただし梅雨前半の冷たい雨が必要で18℃が目安になります。

18℃以下であれば、全て花芽が付くのではなく
事前の環境が影響します。
花芽を切った後、3ヶ月以上高温で栽培(夏の状態を作る)
この後、涼しい環境になると「秋が来た」と勘違いして
花芽を分化します。
18~20℃の比較的低く続く場合、品種により、花芽の付く株、付かない株
バラバラになります。
概ね、大りん、ミデイ問わずピンク系は付きやすく、白の大りん、
アマビリスは花芽が付きません。

当店は、一旦屋外栽培し、梅雨明けには標高1000mの高冷地に
移動して夏を越します。
今年の天気予報では猛暑のようです。
一昨年の夏は高冷地でも30℃を超え花芽の分化が遅れました。
ことしも嫌な予感がします。

2020年 7月 15日

豪雨被害に被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
相変わらず雨が降り続きます。

雨の間を見つけて胡蝶蘭を高地に運搬しますが
途中土砂崩れで回り道があります。
直接被害が無いのでこの程度なら苦になりません。

胡蝶蘭そのものは全く病気の発生もなく、元気です。
酸素が多く含まれた水は害にならず、プラスに働いている。
地盤が柔らかくなり、イノシシが大きく深い穴をいくつも
掘るので後処理が大変です。

コロナの影響で胡蝶蘭の生産計画が全国的に破綻しています。
現在、市場では蕾が多くても入手難の状態です。
突発的な注文に対応できない花屋さんも多いと思います。
見知らぬ花屋さんも来店があり、対応に苦慮しています。
9月には今以上の胡蝶蘭不足が生じると噂があります。

梅雨明けからお盆までは一切の植替え作業を中止します。
毎日葉水を与え気化熱で少しでも鉢の温度の抑えます。
発酵肥料に多く含まれる善玉菌の内バチルス菌類、
放線菌、乳酸菌は熱に強く平気ですが共生菌の多くは熱に弱い。
40℃に耐えられないのです。
生きていても青息吐息で胡蝶蘭を守る事ができない。
最適温度は20~30℃
環境温度35~40℃は論外なのです。

共生菌はフラスコから出した時点から少しづつ胡蝶蘭の根表面、
葉の間などに付着します。
胡蝶蘭の一生に深く係わります。
当店のオリジナル品種のフラスコ出し作業は殺菌剤を使わず
土着菌で低温発酵させた米ぬかを散布します。
無農薬でも根の病気は発生しない。
これを輸入した完成株、小苗のコンポストに混ぜ込んでも
明らかな効果は見いだせない、フザリューム等発生する。
共生菌の入れ替は出来ないようだ。
胡蝶蘭の自生地は年中20~25℃で清涼、その環境に適した共生菌との
相性が良いのだろう。
入れ替わりが出来るのは温度や薬品に強い、病原菌には無力の
菌のようだ。
無農薬で長期間良い環境で栽培すれば、よい共生菌と交代できるかも。

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