1月前ログ
2023年 1月 12日
穏やかな新年でした。昨年は天候不順で花が遅れたり
花の数が思ったように付きませんでした。
今年も開花状況に異常がみられました。
フーラサンセット、アマビリスに開花遅れが生じ年末に
間に合いませんでした。
1月中旬から2月一杯は胡蝶蘭の需要の少ない時期にあたります。
当店では植え替え、5月の開花準備と作業に終わりはありません。
1月は胡蝶蘭の自然開花が始まります。
実生で品種改良を行う生産者はほとんど無くなり、話題にもなりません。
当店は毎年自家交配苗を2000本程開花させています。
ほとんど出荷せず廃棄処分しています。
実際に将来有望で営利栽培に向く胡蝶蘭は宝くじに当たるような確率です。
1.花の色 2.花の並び 3.大きさ 4.花もち 5.丈夫で栽培しやすい
6.生育の速さ 7.増殖ができる。
これら全てクリヤーする必要があります。
今年もいろいろ咲き始めましたが目を引いたのは
「ファーストラブ」似のピンクの花がありました。
丸弁で品の良い形態です。
「ファーストラブ」は栽培上の問題があり、一時苗の供給が停止、
2年前、当店も余波で栽培中止を余儀なく、
しかし他店では最近販売されているようです。
現在花持ち試験中です。
良ければ増殖、「ファーストラブ」を凌ぐ花になる可能性があります。
2023年 2月 1日
1月25日は十数年ぶりの大雪に見舞われました。
一日中大雪警報が出、25㎝の積雪。
ヤマト宅急便の拠点がマヒしてしまい。発送不能となりました。
幸い出荷予定がなく安堵しました。
機会があるごとに書いておりますが胡蝶蘭の根っこに水分が多いと
凍害の危険性が多くなります。
当店では出荷の前はなるべく水を控えています。
品種により葉が萎れかかるまで水を与えません。
こうすることにより安全にお届け出来るのです。
到着したらなるべく温かい部屋に置いてあげてください。
暖房が完備したお部屋なら水を十分あげても構いません。
大きな事務所で午後6時頃まで、
暖房がある場合はごく少量の水を与えてください。
具体的にはコップ1/3位を3等分して各株元に注入します。
それ以上必要ありません。
頻度は1週間に1度位で十分です。
暖房時間が短い時は水を与えないでください。
何もしなくても1ヶ月は持ちます。
無暖房の玄関先など10℃以下の温度が継続すると、
胡蝶蘭は生きてゆくことが出来ません。
12~15℃の環境であれば1~2時間5℃まで下がっても耐えられます。
無暖房の環境で水を与えると1週間を待たずに花が萎れてきます。
この時はすでに根が死んでいるのでどうすることも出来ません。
少しでも暖かい所に置いてあげてください。
新規に購入された方は特に気を付けて少しでも暖かい所に置いてください。
2023年 3月 1日
3月は年度終わりで年中で最も胡蝶蘭が販売されます。
たた
今年は電力料金が1.5倍、肥料が2倍、ミズゴケが2倍、鉢が1.3倍
苗が1.2倍と全て大幅にアップしました。
やむなく、3月中旬頃に1鉢500円値上げいたします。
ご理解の程お願いします。
それまでに、なるべく早く御予約ください。
今ニュースで評判のチャット(Chat)GPTで
「3月の胡蝶蘭の手入れ方法」と検索してみました。その表示です。
胡蝶蘭は、美しい花として広く知られています。ここでは、
3月の胡蝶蘭の手入れ方法についていくつかのポイントを紹介します。
1、水やり: 胡蝶蘭は、水はけのよい培養土を好みます。
水やりは、土が乾いたら行います。
3月は春の始まりで、気温が上昇することが多いため、通常よりも多めに水を与える必要があります。
2、肥料: 胡蝶蘭には、専用の肥料があります。
肥料は、3月から9月まで、月に1回程度与えます。
肥料の量は、指示に従って与えましょう。
3、花芽の管理: 胡蝶蘭は、春に花を咲かせるために、秋から冬にかけて花芽を形成します。
3月には、花芽が膨らみ始めることがあります。
花芽が傷つかないように、植物を移動したり、触ったりしないようにしましょう。
以上が、3月の胡蝶蘭の手入れ方法のポイントです。
胡蝶蘭は、手入れに手間と時間がかかる植物ですが、美しい花を楽しむためには、丁寧な管理が必要です。
ま、標準的な無難な回答ですね。
数値が無いのが残念です。
これからどんどん進化していくのでしょうね。
肥料は置き肥でマグアンプK中粒が無難です。
マグアンプは多少量が多くても悪影響がありません。
鉢の大きさにもよりますが2~4グラムを与えます。
持続可能な期間は3か月程度です。
3か月後には残っていても追加施肥を行います。
2023年 4月 20日
ショッピングカートをヤマト運輸の「らくうる」に変更しました。
商品を整理してスリムにしました。
同時に商品を500円ほど値上げしました。
苗、資材価格が高騰していますのでよろしくお願いいたします。
今年は電力料金が1.5倍、肥料が2倍、ミズゴケが2倍、鉢が1.3倍
苗が1.2倍と全て大幅にアップしました。
やむなく、4月中頃に値上げいたします。
値上げ幅は約5パーセントです。
ご理解の程お願いします。
それまでに、なるべく早く御予約ください。
4月中にショッピングカートをヤマトの「らくうるカート」に変更いたします。 少しリンク方式が変わります。
当園の桜が3月20に開花しました。例年に比べて7日早いです。
種類は江戸彼岸系の一重の枝垂れ桜です。
毎年周辺の染井吉野とシンクロしています。
八重の枝垂桜もありますが1週間程遅れ25日に開花しました。
長い冬も終わり日差しが強くなります。
開花中の胡蝶蘭は気温が高くならないので長く楽しめます。
注意しなくてはならないのは、空中湿度が低くなっています。
花からの蒸散が多く、日中は胡蝶蘭にとって大変厳しいのです。
水分が不足すると蕾が成長を止め、黄化して落下します。
当園では加湿装置を稼働します。
一般的には室温を27℃以下に保てれば問題ないと思います。
鉢の水切れにも注意が必要です。
根も活発に伸長するのでマグアンプ中粒を2~4グラム与えてください。
他に肥料は必要ありません。
古いマグアンプが残っていても、気にせず追加してください。
肥料あたりはありません。
マグアンプは吸収のメカニズムが他の肥料と異なり、混用は注意が必要です。